| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | ミラノ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(ピアッツァ・サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ2番地)の食堂 |
| 制作 | 1494年ごろ〜1498年(公式の案内)。依頼はミラノ公ルドヴィコ・スフォルツァ |
| 大きさ | 縦460cm × 横880cm |
| 技法 | 乾いた壁に描く方式(本来のフレスコとは異なる) |
| 世界遺産 | 1980年に教会と修道院とともに登録 |
| 公式チケット | 一般15ユーロ。予約が必須で、公式サイトは英語・イタリア語のみ |
| 見学 | 1回15分、定員は最大40人 |
| 開館 | 火〜日曜 8:15〜19:00(最終入場18:45)。月曜、1月1日、12月25日は休館 |
情報は2026年10月に、公式サイトで確認した内容です。料金や規則は変わることがあるため、購入前に公式サイトで確認してください。
公式の枠は人気の日にすぐ埋まります。再確認する、電話予約、見学がセットになったガイドツアー、教会と中庭の無料見学という手があります。それぞれの現実的な使い方は、満席のときの方法とツアーの選び方で比べています。
公式のガイドツアー(8ユーロ追加)は、英語とイタリア語だけです。GetYourGuideの日本語ページで「日本語」表示のある最後の晩餐の商品は、確認できた範囲では、ドゥオーモとのプライベートツアー(約390ユーロ)だけです。日系の旅行会社や、現地在住の日本人ガイドが取り扱う場合もあります。日本語の画面でも、ガイドの言語が英語の場合があるため、商品ページで確認してください。事前に作品解説で予習しておくと、15分を有効に使えます。
中央にキリスト、左右に十二使徒。「あなたがたの一人がわたしを裏切る」と告げられた瞬間の、弟子たちの反応が描かれています。
十二使徒は三人ずつ四つのグループに分かれ、それぞれが驚きや怒り、疑いを見せています。
キリストの左側(向かって左)、三人組の左端で、体を引き、影の中にいます。手には小さな袋、前には倒れた塩の器が描かれていると言われます。
消失点はキリストの右のこめかみあたり。壁の線や天井が、すべてそこへ集まるように描かれています。
キリストの背後には3つの窓があり、光を背にした姿が際立ちます。
詳しい使徒の配置、技法、劣化と修復の歴史は作品解説で説明しています。
「あなたがたの一人がわたしを裏切る」。その言葉の直後の、十二人の動きが描かれています。
一人ひとりの感情が、身ぶりと表情で描き分けられています。15分の見学では、使徒の動きを3人ずつの組で追うと、全体を理解しやすくなります。
レオナルドは、1482年から1499年まで、ミラノのスフォルツァ家の宮廷に仕えました。絵画だけでなく、建築、軍事技術、舞台装置など、幅広い仕事を手がけています。「最後の晩餐」は、その時期の代表作で、レオナルドが完成させた数少ない作品であり、唯一の壁画とされています。
ミラノでは、ドゥオーモ、スフォルツァ城、ガッレリア、スカラ座といった名所も、あわせて回れます。見学の組み立ては、見学ガイドをご覧ください。
依頼したのは、ミラノ公ルドヴィコ・スフォルツァ(イル・モーロ)です。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を一族の記念碑にしようとし、その修道院の食堂にレオナルドが壁画を描きました。完成は1498年ごろで、ゆっくり描くレオナルドにしては短い期間でした。
レオナルドは、本来のフレスコではなく、乾いた漆喰の上にテンペラで描く方法を選びました。修正がしやすく、深い陰影が出せる一方で、絵の具が壁に定着しにくく、1510年ごろにはすでに剥がれが見えたと言われます。さらに、1652年にはキリストの足元あたりに出入口が切られ、その部分は失われました。
1943年8月、ミラノへの空襲で食堂の屋根が崩れましたが、壁は土嚢で守られ、助かりました。1970年代後半から1999年まで、約20年にわたる大規模な修復が行われ、現在は温度や湿度が管理された密閉空間になっています。人数が限られる理由は、この環境を守るためです。
「最後の晩餐」の見学は独立した入口で、教会そのものとは別です。教会と中庭、ブラマンテの回廊は、予約なしで無料で見学できると案内する旅行サイトがあります(開館時間は公式に確認できていないため、現地の表示を確認してください)。チケットが取れなかった場合でも、教会に立ち寄る価値があります。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会と、ドミニコ会の修道院は、「最後の晩餐」とともに、1980年に世界遺産に登録されました。食堂の向かい側の壁には、モンタルファーノが1495年に描いた「磔刑」があります。見学では、この2つの壁画を、一度に見られます。
壁画が傷みやすいため、食堂は温度と湿度が管理された密閉空間になっています。見学の人数と時間が限られるのは、そのためです。
イタリアのミラノ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂の壁に描かれています。地下鉄M1・M2のカドルナ駅などが最寄りです。
必要です。事前に日時を指定して予約します。当日券は公式の案内に載っておらず、頼れる方法ではありません。
公式サイトの案内では、一般が15ユーロです。ガイドツアーを付けると8ユーロ追加ですが、英語またはイタリア語のみです。
食堂の中にいられるのは15分です。定員は最大40人で、少人数ずつ入ります。
毎週月曜日と、1月1日、12月25日です。火〜日曜は8:15〜19:00で、最終入場は18:45です。
公式のガイドは英語とイタリア語のみです。日本語で楽しむには、日本語ガイド付きのツアーを選ぶか、見学前に作品解説で予習しておく方法があります。
18〜25歳に2ユーロの料金がありますが、公式のFAQでは、EUの市民と相互主義の国が対象とされ、日本は含まれていません。日本の方は対象外の可能性が高いので、約束された料金として考えないでください。
公式の案内では、1494年ごろから1498年の初めにかけて描かれたとされます。
縦460cm、横880cmです。日本語の資料に、別の数字を載せたものもありますが、公式の案内にもとづく数字です。
壁画です。乾いた漆喰の上にテンペラで描く方法が使われました。